少し前ですが、今小学6年生の娘のクラスに
読み聞かせに行って来ました。
娘の通う小学校では、毎週木曜日の朝、保護者がこどものクラスに読み聞かせに行くと言う活動があります。
私も、たまに行かせてもらっているのですが、
持ち時間は10分しかなく、高学年となると、
選定する本も難しくなってきて。
低学年には大受けのちょっとおちゃらけたユーモアたっぷりの絵本も、この学年になるとちょっとクールな反応だし、ちょっと込み入ったお話の本は10分じゃ全然足らないし…と毎回頭を悩ませます。
それで今回読んだのはこれ。
リーブル出版の「チロリのまなざし 奇跡を起こすセラピードッグ」です。
世界的に活躍するブルースシンガーの大木トオルさんと
高知市にあり特にママたちには有名な「えほんの店コッコ・サン」代表の
森本ちかさんの共著の作品で、
セラピードッグ育成のパイオニアである大木さんと
セラピードッグとして活躍したチロリのお話です。
チロリは捨て犬で殺処分寸前に大木さんに引き取られ、
セラピードッグとして訓練を受けました。
そして、笑わない高齢者が笑顔になり、歩けなかったおじいちゃんが
立ち上がったりと数々の奇跡を起こす、暖かい写真絵本です。
読み聞かせには時間もちょうどで、
子どもたちも真剣に聞いてくれました。
毎回読み終わったあとは
日直さんが「感想がある人」と言い誰も手を上がる人がおらず
結局しぶしぶ日直さんが当たり障りのない感想を言うのが
常なのですが、今回は4人も手を挙げてくれました。
チロリの活動を称えたり、
チロリに感情移入したりり、お年寄りを助けてあげたいなど
皆、それぞれ感じてくれるものがあったようで
帰り道、とても気分良かったです。
読み聞かせの本に悩んだら読んでみてください。
(FM)
コメントをお書きください