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■ 高知県との災害時物資協定を改定しました

2012年4月1日

 

 高知県生協連は、県内に先駆けて1998年12月に高知県との間で「災害時における応急生活物資供給等の協力に関する協定書」を締結しました。この協定の中では、大規模災害が発生したとき、生協連と県内の会員生協が緊急物資の調達や被災者のニーズ等の地域の情報の収集やボランティア活動の支援などを進めることが定められています。
 締結から10年以上が経過し、このたび協定の一部を改訂しました。これまでの協定では物資調達が主体で、運輸業務はそれに付随したものでしたが、現在では、高知県との間で複数の事業者が物資協定を締結しており、むしろ、県の調達した物資を被災地に転送する際に生協のトラックの運搬力を発揮できるように、協力事項のなかで輸送業務を独立させました。また、これまでは会員生協の保有商品からの優先提供を協力する内容でしたが、全国的な生協のネットワークで支援物資が供給される体制が整いつつあることを踏まえて、応急生活物資の供給に協力するという条項に変更しました。あわせて、平常時からの協力事項として、啓発活動や防災用品の普及など、生協の組合員活動や供給活動を通じて行える事項を盛り込みました。
 この協定に関連して、高知県生協連として、会員生協の所有する車両16台を災害時緊急通行車両として事前登録しており、年1回、県の協定窓口の部署に対してそれらの車両の配置状況の確認結果の報告も行っています。


以上

災害時における応急生活物資供給等の協力に関する協定書
20120515140806843.pdf
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