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「高知県生協連 第2回コープぼうさい塾(潮江地区)」開催

 昨年朝倉地区で開催し、好評だったコープぼうさい塾を今回は潮江地区で開催しました。

 津波が来ると予想されるこの地区では防災意識の高い方が多く地域の方からの参加申し込みも多く、また、地域の金融機関職員の方にも参加していただけした。

 グループに分かれ、地図に各自の居場所避難場所などを落とし込み避難のシミュレーションを行いました。発災後の状況や行動、助けを求められた時の対処方法、また避難所での行動などをリアルに考えそれぞれの意見を交換しました。

 途中、日本防災士会 高知の防災士による新聞紙のスリッパ作成、毛布での搬送方法・有効な暖の取り方、ダンボールでのトイレ作りの実習を行いました。

 アンケートには大変勉強になった。このようなイベントはどんどんやってほしい。実際にシミュレーションしグループで考えるのは楽しかった。日頃危機感を持っていないことを反省した。等の感想がありました。

1.日時  2015年2月18日(水) 13:30 ~ 16:30

2.場所  六町会館 2階   (高知市仲田町12-22)

3.参加者 生協組合員(19名)、生協役職員(15名)、潮江地区金融機関職員(6名)、

      地域の住人の方他(3名) 計43名

4.主催団体  高知県生活協同組合連合会

5.協力 日本防災士会 高知より防災士3名(栁瀬理事、井上防災士、南部防災士)

6.対象地域 高知市潮江地域(潮江中学校校区内)

7.内容

  ■実行委員をリーダーとし6つのグループに分かれて進行

○DVD上映

①野村実行委員長開会あいさつ

②本日の流れと企画のねらい説明

③アイスブレーキング

・グループ内で「日頃防災・減災でこころがけていること」とともに自己紹介。

④地図づくり

・地図に自分の居場所と収容避難場所を落としこみ、避難経路で危険個所2カ所を想定

⑤発災後の行動を考える1

・緊急地震速報の音を流し、震度6強 大津波警報発令の設定で各自が想像し付箋に記入

▶ 発災直後の状況と行動は?

*ガラスが割れてぐちゃぐちゃ *携帯がすぐ繋がらなくなる *とりあえず子どもをかついで逃げる *避難場所への誘導 *高いビル目指し移動 *ガイガーカウンターの電源ON *通帳より命・・・・など

 

▶ 一人の時、怪我した老夫婦から助けを求められたときの対処方法は?

*新聞紙を丸めて添え木 *助けを大声で呼ぶ *少しでも安全な場所に移動させる*荷物を代わりに持つ *ごめんなさいと何度も言いながら避難する・・・・など

 

⑥防災士による実習1

Ⅰ、新聞紙のスリッパ作成 

Ⅱ、毛布での搬送方法 (6人で運ぶ方法、2人で運ぶ方法、棒を使った方法)

 

⑦発災後の行動を考える2

・津波到達の最短時間40分の前の30分経過したが当初目標とした避難場所に行きつけていない。難場所までの道のりで避難できる場所を探す

                【参考】高知市発行の津波避難ビル一覧表

・収容避難場所に避難したが、そこには想定以上の人数が押しかけていると設定

▶ どんな状況が考えられか、またどうするか付箋に記入。

*トイレがない *家族を探す・・・など

 

⑧防災士による実習2

Ⅲ、ダンボールでの簡易トイレ作成

Ⅳ、毛布での保温方法 (1枚の毛布でいかに温めるか)

 

⑨本日のふりかえり   

・参加者に感想を記入してもらい、グループで交流後グループの代表者が発表。

 

⑩防災士より今回の企画の講評

  

⑪井垣会長閉会あいさつ 

 

地図への落とし込み
地図への落とし込み
ダンボールのトイレ作り
ダンボールのトイレ作り
新聞紙のスリッパ
新聞紙のスリッパ
毛布を使っての運搬方法
毛布を使っての運搬方法
有効な暖の取り方
有効な暖の取り方