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高知県生協連・高知県共催 食の安全講演会報告

2013年2月9日(土)

 

 高知県生協連と高知県との共催による食の安全講演会をこうち男女共同参画センターソーレで開催し、64人が参加しました。
今回の企画は、食品の安全に関する情報について自ら科学的に判断できる消費者を育成するための消費者啓発を行うことを目的として取り組みました。
 主催者を代表して、高知県生協連会長井垣が挨拶をした後、科学ライターの松永和紀先生が、
「『安全な食品』をどう選ぶ?~賢い消費者になるために~」と題して講演を行いました。
講演では、まず、食品添加物の事例を通じて食品の安全についての考え方が変化していることをお話していただきました。
そして、日本の食品の安全性は非常に高いにも関わらず、消費者の不安感が生まれる背景には
食の報道のされ方の問題もあること、情報を収集して判断しようとする努力が消費者にも必要であることなどを学びました。
講演の後、参加者から「食品添加物の表示や複合的な摂取の危険性」「グッドコンシューマーという考え方について」「放射能の海産物への影響」などの
多くの質問が出され、食の安全性に対する関心が高いことがうかがわれました。

高知県生協連 会長 挨拶
高知県生協連 会長 挨拶
講師の松永和紀氏
講師の松永和紀氏