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こうち生協の地元商品カタログが好評です。こうち生協の宅配事業のメインカタログ『リプレ』は、徳島県・愛媛県の生協と共通の品ぞろえとなっていますが、これとは別に『こうち版リプレ』という、高知県内の商品のみを掲載したカタログも展開しています。

こうち生協では、かねてより、地産地消の視点から、6つの配送エリア（支所）それぞれに、自エリア内で生産されている商品をそのエリアの中の組合員に供給する紹介するという「支所産直」という活動を行っています。「生産規模が小さい」「商品納入ルートがない」などの理由でメインカタログで企画供給するのが難しい商品でも、一つのエリア内の規模なら可能というものも多く、これまでに様々な商品が支所産直企画で組合員さんに利用されてきました。

2011年度から、県内商品だけで作るこうち生協オリジナルカタログ『こうち版リプレ』を開始し、支所産直企画で実績を作ってきた生産者の商品をはじめ、新たな取扱いの開拓に積極的に取り組みました。2012年度は年間で、68の生産者の242品目を組合員さんに案内し、約5万7千点、約2700万円の利用がありました。並行して継続している「支所産直」でも94品目の商品が企画されています。各エリアの事務所と本部の選任担当者がより多くの生産者の皆さんとかかわりをもつことで、より多くの地場商品が組合員さんに案内されています。

『こうち版リプレ』の担当者の西森さんは、「『高知県内にはこんな商品もあるがや！あんな商品もあるがや！』ということを組合員の皆さんにお知らせしていこう、そうすることで高知県内の生産者さんにも喜んでいただいて、その商品をみんなに知っていただくことで地域も活性化していき、高知が元気になるんじゃないかと思っています。」とのこと。『こうち版リプレ』の夢は大きく、今後、高知発の商品が四国で広がり、そして全国へと広がっていく、そんな商品を発掘し、育てていきたいそうです。