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7月8日の土曜日に、高知県下の生協の実行委員会で準備を進めた、2023ピースアクションinこうち「つなげよう平和の願い」被爆ピアノコンサートを開催しました。

　県連西山会長の挨拶の後、しこくピースアクションリレーの平和の横断幕の引き継ぎ式が行われ高知から徳島へ引き継がれました。その後、高知大空襲語り部の久川千代子さんより高知大空襲のお話がありました。戦火の中、助けを求める為に使った防空頭巾を振ってお話をしていただくなど、戦争の悲惨さ、平和の尊さを、全身を使って伝えていただきました。久川さんのお話の後、広島の調律師矢川光則さんから、被爆ピアノや平和への思いをお話いただきました。被爆ピアノコンサートでは、高知大学教育学部附属小学校合唱部の児童による合唱、一般公募でお申し込みいただいた7組9名の方の演奏があり、平和の音色を奏でました。その後はジャズシンガーの堀江眞美さんが被爆ピアノを奏でながらの歌唱と、事前に集めた平和のメッセージに合わせた即興のピアノ演奏、会場全体を巻き込んでの合唱・パフォーマンスがありました。

年齢・性別・生い立ち・ピアノの技量も全く違う人たちの、平和への願い・命の尊さを想いながらの演奏は心に響きました。演奏が全て終わった後、高知県生協連佐竹専務より閉会の挨拶があり、最後に会場のみなさんと演奏者で被爆ピアノを囲んで、記念写真を撮影し終了となりました。

なお当日会場にて行ったウクライナ支援募金では、17,040円の支援協力金が集まり、後日ユニセフウクライナ支援緊急募金に送金しました。