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会員生協探訪記 42

2013.1.16(水) 【高知県学校生協】


学校生協が避難訓練を行いました

高知県学校生協本部事務所で、津波からの避難訓練が行われました。学校生協本部のある地域は、南海トラフ巨大地震が発生した場合、津波で浸水すると予測されている地域です。当日は、事務所の業務を中断せずに全員が訓練に参加できるようにするため、2つの班に分けて2回の避難訓練が行われました。 

午後3時、事務所の中に「緊急地震速報」のメロディが流れました。大きな揺れが発生したことを想定して、各自、机の下にもぐったり、ヘルメットをかぶったりして頭を守ります。「机の下にものがいっぱい置いてあって入れない」という声も聞こえました。

 

  事務所のある2階から避難開始。事務所に備え付けのヘルメットを装着した方もいます。1階倉庫で作業している委託会社の職員さんへの声掛けも行っていました。

 

 

経路を確認しながら避難場所で移動。タイムキーパーを決めて、どれくらいの時間が経過しているか随時記録していきます。周辺は一般住宅の多い地域なので、経路の途中には道路幅が狭いところもあり、ブロック塀や家屋、電柱など、地震発生の際には倒れて障害になりそうなものが多いことも確認されました。 

訓練後の反省会では、持ち出すものの優先順位や、個人個人の非常用リュックの準備の必要性などについて意見が出されたそうです。今回の避難訓練を担当した学校生協の小松さんは、「初めてのことで、まず、職員の防災意識を高め、一人一人が自分の命を守れるようになるための動機づけが目標でした。それは十分に果たせたと思います。今回は内勤者が対象でしたが、外勤の者もいます。海に近いところを回ることもあるので今後の課題です」と話してくださいました。

(事務局 S